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カロリーと体脂肪

カロリー(エネルギー)とはなにか?

カロリーとは熱量(エネルギー)を表す単位です。 1kcal(キロカロリー)は1ℓの水の温度を1気圧のもとで1℃上げるために必要な熱量と定義されています。

エネルギーとは、人間が身体を動かすために必要な活動の源です。人間は生きていくためにエネルギーが必要で、人間のエネルギー源は、「食糧」です。食品の中で主にエネルギー源として利用できるのは、たんぱく質、脂質、炭水化物の3大栄養素となります。

麺類などに含まれる炭水化物、肉魚などに含まれるたんぱく質は、1gあたり4kcal、脂質は9kcal、アルコールは7kcalのエネルギーを作り出すと言われています。

2015年には食品表示法が改正となり、容器に包装された加工食品や添加物においても、「熱量」、「たんぱく質」、「脂質」、「炭水化物」、「食塩相当量」といった栄養成分の表示が義務づけられました。

脂肪1㎏を消費するため必要な消費カロリー

体内に貯蔵されている脂肪1kgを消費するにはどれだけのカロリーが必要になるのでしょうか。体に蓄積されている脂肪を1g燃焼するには、9kcalと必要といわれています。つまり脂肪1kgあたりだと、9,000kcalです。

しかし、人間の脂肪は「脂肪細胞」として蓄えられているので、全てが純粋な脂肪というわけではありません。脂肪細胞の約80%は脂質(あぶらの塊)ですが、水分やタンパク質など細胞を形成する様々な物質が20%程度、含まれています。

これを踏まえて計算すると脂肪1kgを消費するのに必要なカロリーは、9kcal×1,000g×80%=約7,200kcal 程度になります。1ヵ月で1kgの脂肪を減らすために消費すべきエネルギーは、7,200kcal÷30日=240kcalとなり1日あたり240kcalになります。毎日240kcal分のエネルギーを多く消費する、もしくは摂取を抑えられれば1ヵ月で1kgの脂肪を減らすことが出来るのです。

240kcalは、食べ物では「どら焼き1個」や、「発泡酒ロング缶(500ml)1本」程度です。生ビールなら「中ジョッキ1.2杯」くらいです。運動では「ウオーキング約50分」、「ジョギング約27分」程度を目安と考えてください。

脂肪を急激に落とすには極端な食事制限や、激しい運動をしなければいけないため、ストレスでドカ食いをしてしまったり、途中で諦めてリバウンドしやすくなったりしてしまう経験のある方が多くいらっしゃいます。

医師の診療のもと、医療(くすり)の力をかりて健康的で魅力的な「ボディ」を手に入れる安心で安全なメディカルダイエットという医療が登場しました。ダイエットを検討されている方は、医師の診療を試すこともおすすめします。

脂肪1㎏を減らすと見た目はどのように変わるか?

エネルギーを7,200kcal消費しても、減らせる脂肪が1kgというと、数字的に見るとあまり変化がないように感じますが、見た目は大きく変化するといってよいでしょう。

標準的な体格の男性でウエストが1cm減る程度の変化が起きます。 人間の脂肪1kgは、容積1.3リットルです。 体重が1kg減ったぐらいではたいした事ないように思えますが、見た目は1.3リットル分もサイズダウンしているので、脂肪を1kg減らした場合、それだけの体積がからだから削ぎ落とされますので重さの感覚以上に見た目にはスリムに引き締まって見えるのです。

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